solkanedry
安全対策と改善モデル
違反の判明したドライクリーニング工場では、引火性溶剤の使用に伴う火災危険性の除去がとりわけ緊急的に対応すべき課題であることから、安全性の判断を行うために必要な基準を「火災安全性の確保の観点からの引火性溶剤を用いるドライクリーニング工場の安全対策に関する技術的基準」としてまとめられています。

許可手続きを円滑にするためにも、引火性溶剤を使う場合は、この安全対策はしっかりと行ってください。

check
引火性溶剤の保管方法
  1. 引火性溶剤を保管する容器は、機械の設置スペースや洗濯物の保管スペースなどから水平方向に50cm (垂直方向については床面から天井まで)以上離した場所に置く。
  2. 引火性溶剤を保管する容器から水平方向に1m以内(垂直方向については床面から容器上方15cm以内)は、電気設備の防爆措置を行う。
  3. 容器が屋内に設置されている場合、容器が設置されている室に機械換気設備が設けられており、かつ容器が設置されている室全体の単位床面積(容器の設置場所が隔壁等により区画され、区画された部分内に機械換気設備が設けられている場合は、区画された部分の単位床面積)あたり0.3立方m/min の換気量を確保する。
  4. 引火性溶剤を保管する容器は密閉できる構造であること。また危険物の規制に関する規則の基準に適合していること。
  5. 固定容器については、適切にアースを設置する。
check
洗濯機・乾燥機の安全対策
  1. 洗濯機、乾燥機には適切にアースを接地する。
  2. 洗濯機は、洗濯及び脱液が同一の機械内で行うこと。
  3. 洗濯機には次のいずれかの機能が必要です。
  • 洗濯槽内への窒素等の不活性ガスの充填又は洗濯槽内の減圧により洗濯槽内の酸素濃度を爆発下限界酸素濃度以下に制御する機能。
  • 溶剤冷却機能又は溶剤温度の上昇により、引火のおそれがある場合に機械が自動停止する機能。
  • 静電気を監視する機能に連動して、静電気が発生するおそれがある場合に機械が自動停止する機能。
  • 静電気を監視する機能に連動して、静電気が発生するおそれがある場合に洗剤の自動投入を行う機能。
  1. 乾燥機は処理ドラム内の酸素濃度を爆発下限界酸素濃度以下に制御する機能、又は溶剤蒸気濃度を爆発下限界以下に制御する機能が必要。また溶剤を含む排気が作業場内に直接排出されない構造であること。
check
作業場の防火措置
  1. 機械換気設備を適切な位置に設け、かつ作業場のある室全体の単位床面積あたり0.3立方m/min の換気量を確保する。
  2. 溶剤の漏出が想定される場所から水平方向に1m以内(垂直方向については床面から開口部の最上端の上方15cm 以内)は、電気設備の防爆措置を行う。
  3. 溶剤の漏出が想定される場所から水平方向に50cm以内(垂直方向については床面から天井まで)には、ボイラー、アイロンを用いる作業台の設置スペース又は洗濯物の保管スペースを設けない。
  4. 作業場の床は、溶剤が浸透しない構造にする。
check
日常作業の安全管理対策
  1. 除電板、静電気除去ブラシ等を設置し、人体、作業服等の帯電を防止する。
  2. 溶剤の保管容器は、使用時以外は蓋を閉じておく。またゴムマット等不導体の上に置かないこと。
  3. 取り扱う溶剤の種類に応じ、製品安全データシート(MSDS)に示された管理方法に従う。
  4. 洗濯時は溶剤に洗剤を添加し、溶剤の体積抵抗率を109Ω・m以下に保つ。
  5. 洗濯機や乾燥機などの機械の保守点検、機械及び器具類の清掃、フィルターの交換、その他の管理を適切に実施する。
  6. ライター等の異物を混入させないため洗濯機、乾燥機に投入する前に事前点検を行う。
  7. 電気設備の防爆措置が必要な場所にはライター・たばこ等の火源となるものを持ち込まない。
  8. 溶剤の漏出が想定される可動性のものは、その可動範囲をあらかじめ作業場に明示しておく。
  9. 溶剤の付いたウェス等の布、繊維くずを機械、溶剤の保管容器等のそばに放置しない。
  10. 使用する溶剤に応じて、その消火に適応な消火設備を設置する。あわせて、その設備の保守点検を適切に実施する。
  11. クリーニング業法、消防法、労働安全衛生法等の関係法令に従うこと。

株式会社東京洗染機械製作所/ソルカンドライ専用サイト
| トップページ | 問合せ | サイトマップ | 東京洗染機械製作所メインサイト |
1924年創業
Copyright 2011-2016 Tosen Machinery Corporation. All rights reserved.